大分県の教員採用汚職事件で、県教育委員会の元義務教育課参事
富松審議監はこれまでも、元同課参事
また、県警は、江藤容疑者に商品券を贈ったとして出頭した同県佐伯市内の小学校校長ら三人の自宅や勤務先の小学校などを、贈賄容疑で二十一日にも家宅捜索する方針。
江藤容疑者は採用試験に加え、校長、教頭への昇進人事の実務を担当。年一回実施される選考試験の採点などを一人でやり、昇進の合否を決める管理職選考協議会のメンバーも務めていた。
県警は既に、前任の元教育審議監、
一方、江藤容疑者に商品券を贈ったとされるのは、五十代の女性校長と男性教頭、四十代の女性教頭の三人で、いずれも四月に昇進した。
事件が発覚した後の今月八日に県警佐伯署に出頭し、江藤容疑者にそれぞれ十万—五十万円分の商品券を渡していたことを「告白」し、翌日から学校に姿を見せていない。
佐伯市教委によると、教頭二人は「昇進での便宜を図ってもらった謝礼」、校長は「江藤元参事の昇進祝い」として贈ったと説明しているという。