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2008年07月18日(金) 15時08分

情報はやはりネットから、娯楽までテレビよりネットを選ぶ傾向にjapan.internet.com

インターネットコム株式会社とJR 東海エクスプレスリサーチは「テレビとインターネットに関する調査」を行い、テレビとインターネットに対するユーザーの意識を探った。

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調査対象はインターネットユーザー330人。男女比は男性38.5%、女性61.5%、年齢別は、20歳未満0.0%、20代17.9%、30代37.0%、40代27.3%、50代12.4%、60代5.5%、70歳以上0.0%。地域別は、北海道0.9%、東北2.1%、関東40.6%、甲信越0.6%、東海34.5%、北陸0.9%、近畿15.5%、中国2.4%、四国0.6%、九州沖縄1.8%。

まず「家に片方だけ導入するとしたら、テレビとインターネットのどちらを選びますか?」との質問を見てみよう。「インターネット」を選んだ回答者は52.7%(174人)、「テレビ」を選んだ回答者は30.6%(101人)であった。

インターネットユーザーは、テレビよりもインターネットを重要視する傾向が強いようだ。

次に「情報」と「娯楽」という面に限定して、テレビとインターネットに対する意識を比較してみよう。

テレビとインターネットを比較して「どちらのほうが有益な情報を入手できますか?」という質問を行ったところ、「インターネット」との回答が66.4%(219人)と6割を超え、「テレビ」を選んだ回答者は10.0%(33人)にとどまった。

インターネットでは、検索サイトなどを利用して、さまざまな人々が発信する情報を収集できるが、テレビの場合は、テレビ局が放送したいと考える情報しか我々の元には届かない。また、娯楽番組が中心であるというイメージも、テレビは強い。

また、「どちらのほうが楽しいですか?」という質問を行ったところ、「テレビ」との回答は21.2%(70人)であり、「インターネット」は44.2%(146人)と、こちらでもインターネットに軍配が上がった。

2006年7月、約2年前の同様の調査では、「有益な情報」ではインターネットが強く、「楽しい」ではテレビが支持されていた。しかし、今回の調査では、娯楽性でもインターネットが支持される結果となった。

地デジへの移行など、様々な課題を抱えるテレビだが、インターネットユーザーのテレビ軽視傾向は、娯楽分野に関しても強まっているようだ。

(調査協力:JR 東海エクスプレスリサーチ)

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