2008年07月17日(木) 10時54分
「心、育っていなかった」=少年の中学校長−生徒ら足早に・バスジャック事件(時事通信)
愛知県のバスジャック事件で、逮捕された少年(14)の通っている山口県宇部市の中学校では17日、生徒らが保護者や教員に見守られながら登校した。多くの生徒らは緊張した様子で、足早に校舎に入っていった。
部活動の先輩の3年男子は、少年について「ノリがよく明るかった」と静かに話した。少年は全校集会で水を飲む冷水器を増やすよう提案することもあり、活発だったという。
校長は校門前で「言葉ない。残念」と話し、「思いやりのある生徒を育てたいと言ってきたが、そういった心が育っていなかった」と声を震わせた。少年は入学以降、生活が乱れた時期があったが、「最近は担任との間に信頼関係が築けていた」という。
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