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2008年07月17日(木) 14時34分

別の社も不正減免=摘発会社バイトからノウハウ−福祉車両脱税・愛知県警時事通信

 愛知県長久手町の自動車販売会社「ベストライン」が、福祉車両を装い顧客に自動車税などを不正に減免させていた事件で、県内の別の会社も同様手口で車を販売していたことが17日、県警交通指導課などの調べで分かった。
 新たに判明したのは、愛知県豊田市の自動車販売会社。実質経営者は、15日に地方税法違反の疑いで摘発されたベストラインでアルバイトをしていた男性からノウハウを学んだという。
 調べなどによると、この会社もベストラインと同様に福祉車両を装い、顧客に自動車税などを不正に減免させる手口で車を販売。いったんは車いすが載せられるように改造するものの、減免を受けた後、陸運局に届けずに座席などを元の状態に戻していたという。
 2005年8月設立で、実質経営者の父が代表、妻が役員に名を連ね、昨年8月に有限会社から株式会社に移行した。しかし、登記が置かれているのは実質経営者宅で、市内に店舗もあるが現在営業している様子はない。 

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