2008年07月17日(木) 08時00分
取り調べ適正化 警視庁に準備室(産経新聞)
〈東京〉鹿児島県の選挙違反無罪判決や富山県の強姦冤罪(えんざい)事件を受け、来年4月に「取り調べ適正化監督規則」が施行されるのに伴い、警視庁は「取り調べ監督施行準備室」を22日に設置することを決めた。取り調べが適正に行われているかチェックする監督官(警視)を配置し、9月1日から本部などの取り調べ室で試行。警察署でも、都内の10方面本部ごとに1署を指定し、警務課長や副署長が監督官として試験的に取り調べ状況を監督する。
準備室は総務部企画課内に設け、室長以下19人を置き、課題や改善点を見つける。また、監督官は取り調べの様子をマジックミラー越しに観察。規則で規定された(1)容疑者の身体への接触(2)暴力や机をたたく(3)尊厳を害する言動−などがないか確認する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080717-00000099-san-soci