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2008年07月16日(水) 15時01分

中国産ウナギ:徳島魚市場の回収ウナギ、4.9トンの焼却完了 /徳島毎日新聞

 ◇県と保健所が確認
 徳島市北沖洲4の水産物卸売会社「徳島魚市場」が出荷したが、合成抗菌剤「マラカイトグリーン」の代謝物が検出されたため自主回収や返品されていた中国産ウナギのかば焼き約4・9トンについて県は15日、焼却処分が完了したと発表した。
 県生活衛生課によると、かば焼きは12日に同市中央卸売市場内の冷凍倉庫から運び出され、13日から焼却を開始。同課と徳島保健所が15日午前、処分完了を確認したという。
 同社は中国産ウナギの偽装事件で兵庫、徳島両県警の合同捜査本部の家宅捜索を受けた、ウナギ輸入販売会社「魚秀」(大阪市)の親会社。魚秀は徳島市に拠点を置いている。
 マラカイトグリーンは国内で食用養殖魚への使用が禁止されており、昨年7月、徳島魚市場が出荷した商品から、その代謝物を検出。自主回収や返品を受けて約9カ月間、保管していた。合同捜査本部に提出した6箱を除く490箱が処分の対象となった。【深尾昭寛】

7月16日朝刊

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080716-00000168-mailo-l36