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2008年07月16日(水) 12時15分

江ノ電に初の駅弁「えのべん」−大船軒と共同開発、掛け紙に工夫も湘南経済新聞

 「鯵の押しすし」や各種折り詰め弁当などの製造、販売する大船軒(鎌倉市岡本2、TEL 0467-44-2005)は江ノ電商事(藤沢市鵠沼石上1)と共同で、四季ごとに販売する弁当「えのべん」を開発、7月19日より第1弾「えのべん ごちそうさま〜弁当!」を販売する。

 同商品は「食べる江ノ電=見て楽しく、食べて楽しく、食べ終わっても楽しい、唯一の駅弁」をコンセプトに開発された。夏の湘南海岸沿いを走る江ノ電をモチーフに、具材・盛り付けを「湘南らしさ、夏らしさ」にこだわりを持たせ、掛け紙も、表面=江ノ電路線図+沿線マップ・裏面=江ノ電歴代車両図鑑と趣向を凝らした。

 メニューは、「江の島ドライカレー」に主菜に「ヒリヒリ江の島スパイシーチキン」「江の島のシラス知ってるカニ?」、副菜に「ごつごつテトラポット夕焼け野菜トマト煮」「ちゅーちゅータコたこかいなクラゲかいな大福餅かいな〜」が付き、価格は880円。

 同社営業部の服部正浩さんは「沿線在住者、観光客に支えられている江ノ電のように、『江ノ電の駅弁=えのべん』として、オリジナリティーに富んだ、皆様に愛される商品を目指している」と話している。

 主な販売場所は、江ノ電鎌倉駅・藤沢駅のほか、相鉄線横浜臨時売店(7月末まで)や新横浜高島屋フードメゾン大船軒ショップ、百貨店駅弁催事やイベントなど。同商品の販売は9月15日まで。

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