藤沢市は14日、日本工業規格(JIS)で認められていない生コン使用の疑いのある市内のマンションや一戸建て住宅などの物件は、同日現在82件に上ることを明らかにした。そのほか、市発注工事分33件に使用の疑いがあることを初めて公表した。
市発注工事には、工事が終了している同市立村岡小、浜見小、明治中の耐震補強工事や、現在工事中の第一中の改装工事も含まれている。また、付け替え工事を終えた白旗川1号橋、高飯橋にも使用されていた。
同市建築指導課では、どの部分に問題の生コンが使われたのか調査し、コンクリートの表面がはがれ落ちるポップアウトが起きていないかなどの確認を急いでいる。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080715-OYT8T00273.htm