車を運転すると知りながら友人に酒を提供したとして、葉山署は14日、葉山町に住む無職の男(61)を道交法違反(酒類提供)容疑で横浜地検横須賀支部に書類送検した。昨年9月の改正道交法で新設された酒類提供罪の適用は県内で初めて。
発表では、男は自宅で6月17日午後1時半ごろから約4時間にわたって、同町に住む友人の無職の男(64)が乗用車で帰ることを知りながら、日本酒5合、焼酎3杯を出した疑い。友人の男は帰宅途中の同日午後6時5分ごろ、同町の県道で、対向車線をはみ出して乗用車と衝突、対向車の男性の首に軽いけがを負わせたとして、危険運転致傷容疑で横浜地検横須賀支部に書類送検された。
2人は2年前、横須賀市内で阿波踊りを習った際に知り合い、週に2、3日、男の自宅に友人の男が車で訪れ、酒を飲んでいたとみられている。男は「今回は飲ませすぎたなと思っていた」と供述しているという。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kanagawa/news/20080715-OYT8T00274.htm