2008年07月15日(火) 08時01分
「死んでやる」別れ話に逆上、道路に寝転がって車にひかれ本当に死亡(スポーツ報知)
14日午前零時半ごろ、愛知県常滑市古道東割の県道で、交際相手の女性と別れ話をした後、「死んでやる」と言って車道に寝転がった同市小倉町の無職・中川翔太さん(20)が、愛知県半田市の男性会社員(27)の乗用車にはねられ、脳挫傷で死亡した。
常滑署によると、中川さんは「別れるなら死んでやる」と、交際相手の女性の目の前で道路に寝転がり、数分後にはねられたという。現場は、常滑市と半田市を結ぶ主要道で、見通しのいい片側1車線の直線道路。昼間は交通量は多いが、深夜は少ないという。
フジテレビの大ヒットドラマ「101回目のプロポーズ」(91年)では、武田鉄矢が演じるもてない主人公が、車道に飛び出し、はねられる寸前でトラックが急停車、「ボクは死にましぇ〜ん!」と叫び、浅野温子が演じるプロポーズ相手のハートを射止めるシーンが有名。今回の事故は、寝転がっていたため、車が気付かず止まってくれなかった。捜査関係者は「死ぬ覚悟があったのか、車が来るとは知らずに勢いで寝転がったのかは、亡くなった本人にしかわからない」と話す。振った立場の女性もショックを受けているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080715-00000021-sph-soci