2008年07月11日(金) 08時02分
巨人・二岡に不倫の代償、モナで昇格見送り(サンケイスポーツ)
キャスターに復帰したばかりの山本モナ(32)との不倫騒動が明らかになった巨人の二岡智宏内野手(32)が10日、報道内容について全面謝罪した。この日はイースタン・リーグの西武戦(ジャイアンツ球場)に先発出場し、3打数1安打。当初は11日の横浜戦(東京ドーム)から1軍昇格の予定だったが、軽率な行動によって急きょ先延ばしにされた。
川崎市のジャイアンツ球場での2軍戦後、渦中の二岡は一語一語かみしめるように謝罪の言葉を連ねた。
「えー、この度は自分の立場を考えずに軽率な行動をとってしまいました。山本さん、ならびに関係者の皆さんにご迷惑をかけたことを深く反省しています」
東京・五反田のラブホテルに連れ立って入ったとの報道内容に関して一切否定せず、少しやつれた表情で「全面謝罪」の形をとった。
「3番・三塁」で先発出場した西武戦では3打数1安打。第4打席で大沼の151キロの直球を右前打し、三塁まで進むと代走の育成選手、山本と交代した。「二岡→山本」の皮肉な巡り合わせに、705人の観客もザワザワ。三塁守備では五回二死から高山のゴロをトンネルし失策を記録したが、「打つほうは問題ない。感覚は戻ってきました」と3月28日の開幕戦以来となる1軍復帰への手応えを口にした。
だが、騒動の代償は大きかった。試合終了から約1時間半後、甲子園では原監督が厳しい表情で「予定通りに行かなくなった。来週15日の中日戦(旭川)から? そうなるでしょう」と語った。吉村2軍監督は「100%の状態で上げたい。本来の走攻守を取り戻してから」と説明したが、実は苦しい言い訳だった。
滝鼻卓雄オーナー(68)がこの日午後、今回の騒動について言及。球団はすでに9日、二岡に厳重注意処分を科しているが、1軍昇格見送りは同オーナーの意向でもあることを明らかにした。
「ただ単に技術的にいいから上げるんじゃなくて、ジャイアンツらしいセンスを1軍で発揮させないといけない。“ちょっと待て”ということを清武君(球団代表)に言ってある」。同オーナーは理由として〔1〕選手会長であること〔2〕今季公式戦出場1試合だけで故障中だったこと〔3〕1億9500万円の高額年俸者であること−などを挙げた。
さらに、厳しい表情で「横浜戦の最後(13日)は日曜のデーゲームでしょ? 家族連れや子供も多い。どうだい、常識的に考えて。他球団のことはわからないけれども、ジャイアンツの思想には合わない」と道義的、社会的責任を問題視した。
「これからは練習だけに専念して頑張りたい」と二岡。失地回復には、低迷する原巨人の救世主となる活躍が絶対条件となる。
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