2008年07月08日(火) 22時27分

＜北京五輪＞テロ対策万全！陸海空の3軍も投入—中国（Record China）

2008年7月7日、北京オリンピックの保安担当責任者・田義祥（ティエン・イーシャン）氏は、五輪期間中の安全確保のため、陸軍、海運、空軍の戦力や兵力の一部、および全国7大軍区のうちの4軍区などを投入、すでに準備態勢が万全であることを明らかにした。「中新網」が伝えた。

田氏によると、中国人民解放軍のオリンピック安保部隊は2005年から準備を開始、アテネやシドニーオリンピックの警備体制も参考にし、すでに万全の警戒態勢を敷いている。同部隊の主な任務は、空域や海域の安全の確保、化学・生物兵器および爆発物への対応など7種類で、特にテロからの安全確保が最大の任務だとしている。 【その他の写真】

また、テロの具体的な脅威として、3月初旬に飛行機爆破テロ未遂事件を引き起こした「東トルキスタン勢力」、3月から各地で発生した破壊事件を扇動した「チベット独立派」、中国国内ではカルト宗教とされ禁止されている「法輪功」などを挙げ、特に空からのテロを警戒しているという。（翻訳・編集/HA）

【関連記事】
・ ＜北京五輪＞安全確保に戦闘機や艦艇も配備—中国政府
・ ＜北京五輪＞オリンピックは安全に開催できる・テロ対策は万全「対応に自信」—中国公安部
・ ＜北京五輪＞「鳥の巣」に対空ミサイル配備！—中国
・ ＜北京五輪＞活発化する反テロ演習、爆破想定の「泰山2008」—山東省済南市
・ ＜北京五輪＞地下鉄の安全確保に警察犬導入！—北京市

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080708-00000040-rcdc-cn