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2008年07月07日(月) 03時01分

X JAPANを求め、パリっ子が市内で大イベントBARKS

2008年6月17日、都内で開かれたX JAPAN記者会見にて、YOSHIKIが以前から持病として患っていた頚椎椎間板ヘルニアの悪化などにより、世界ツアー(パリ・台湾・ニューヨーク)を延期する事が記者会見にて正式に発表されたが、この日の記者会見の最後に、TOSHIが気になる一言を残していた。

「YOSHIKIは、7月3〜6日からのフランス・パリでのジャパンエキスポに是非行きたいといっています。僕らも一緒にいけるなら行きたいと思っています」──TOSHI

YOSHIKI及びメンバーがX JAPANとしての公演を行なう事が出来なくても、フランス・パリで行なわれる<JAPAN EXPO 2008>への参加を熱望している旨が伝えられたわけだ。事実、2007年には同イベントにてYOSHIKIはファン・ミーティング等に参加していた実績がある。

当然、この一言は世界中を駆け巡り、フランスのX JAPANファンにまで届くこととなった。彼らは、メンバーの登場をひそかに期待していたのだ。もちろんライヴは延期状態、もしメンバーが登場したところでパフォーマンスの可能性が0であることはフランスのファンも承知している。それでも、やはりメンバーを人目でもこの目で見たい、その存在を自分の目で確かめたい気持ちは、世界各国同じ想いなのだ。

そんなX JAPANへの渇望に応えるがごとく、フランス現地時間7月4日の早朝、突如X JAPANのフランス公式ウェブサイトが立ち上がった。同時に、それを記念した大掛かりなイベントも開催され、webアドレスがデザインされたX JAPANサイト開設記念Tシャツを着た約3000人のローラーブレイダー達が、パリ警察の白バイに先導され、バスチーユ広場やオペラ座前、シャンゼリゼ通りなどパリの街中を駆け抜けた。

【関連写真】X JAPANを求め、パリっ子が市内で大イベント 〜写真編〜」

最終地点のシャイヨー宮では、何本ものX JAPANのフラッグが市内のいたるところに掲げられ、X JAPANの最新楽曲「I.V.」が流れる中、エッフェル塔が浮かび上がる夜空に花火が上げられた。

また、7月2日〜7月5日フランス・パリにて行なわれていた<JAPAN EXPO 2008>の最終日には、X JAPANとして初となる、フランスでのフィルムコンサートも開催。東京ドームで開かれた3/28「破壊の夜」、3/30「無謀な夜」の映像は、会場を埋め尽くした約5000人の海外のファンを熱狂させ、オーディエンスは幾度となく興奮と感動を分かち合った。しかしながら、この日ファンが最後まで期待していたサプライズでのメンバーの登場は…無かった。

関係者によると、現在はリーダーYOSHIKIの体調を見ながら、同時進行で新たなフランス公演に関する話が進行しているという。

フランス公式サイト開設や、このような大掛かりなイベントも行われ、日本のみならず、フランスにおいても、現地のファンにとってX JAPANの公演は、強く強く待ち望まれている状況だ。

※JAPAN EXPOとは
毎年7月フランス・パリで行われる、マンガ、アニメ、ゲーム、音楽など含めた日本のポップカルチャーと、書道や武道、茶道、折り紙などの伝統文化を合わせた、日本文化のフェスティバル。毎年、フランス国内を初め、近隣のヨーロッパ諸国から来場者が訪れ、昨年はのべ約8万人が来場。2008年は10万人の予想入場者のもと、まさにヨーロッパ最大規模の日本フェスティバルとなっており、同時に数多くの日本人アーティストも出演している。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000507-bark-musi