2008年07月07日(月) 18時36分
NTTドコモ、BlackBerryを8月から個人販売。専用プランも提供(Impress Watch)
NTTドコモは、加Research In Motion(RIM)製スマートフォン「BlackBerry 8707h」の個人向け販売と、専用プラン「ブラックベリーインターネットサービス」の提供を8月1日より開始する。BlackBerry 8707hの端末価格はオープンプライスで、3万円代前半で販売する見込み。「ブラックベリーインターネットサービス」の月額料金は3045円。
NTTドコモでは、2007年7月よりBlackBerry 8707hの法人向け販売を開始しており、関連ソリューションなどと合わせて提供していた。8月1日から、インターネット受付にてBlackBerry 8707hの個人向けの販売を開始。あわせて、BlackBerry 8707hを個人で利用可能とするプラン「ブラックベリーインターネットサービス」の提供を開始する。
「ブラックベリーインターネットサービス」は、BlackBerry 8707hでFOMA網による通信を可能とするプランで、BlackBerry専用のメールアドレスのほか、他事業者のメールアカウントを10件まで利用できる。7月7日現在で動作確認を行っている事業者は、OCN、Google、So-net、@nifty、ぷららで、メールの自動受信にも対応している。このほか、PC向けWebサイトの閲覧や、BlackBerry同士でのインスタントメッセンジャーが利用できる。なお、iモードは非対応となる。
「ブラックベリーインターネットサービス」の提供に合わせて、従来の法人向けプラン「BlackBerryネットワークサービス」を8月1日より「ブラックベリーエンタープライズサービス」と改称し、「ブラックベリーインターネットサービス」とセット提供するプラン「ブラックベリーデュアルサービス」を9月1日より提供開始する。「ブラックベリーデュアルサービス」の月額料金は3570円。
また、NTTドコモはBlackBerry向けパケットの割引サービス「ブラックベリーデータ通信パック」を9月1日より提供開始する。「ブラックベリーデータ通信パック」では、8万パケットまでが月額料金のみで利用可能で、8万パケットを超過した場合は1パケット0.0525円の通信料が発生する。なお、「パケ・ホーダイ」や「パケ・ホーダイフル」などのパケット定額サービスに加入している場合でも、BlackBerryでの通信は定額サービスに適用できない。
BlackBerry 8707hは、QWERTY配列のキーボードを装備したW-CDMA/GSM/GPRS対応のスマートフォン。QVGA表示ができる液晶ディスプレイを装備し、Bluetoothを搭載するがカメラは非装備となる。本体サイズは69.5×19.5×110mm(幅×奥行×高)で、重量は140g。バッテリー持続時間は、W-CDMA使用時で連続待受時間が約400時間、連続待受時間が約165分。GSM使用時で連続待受時間が約400時間、連続待受時間が約300分となる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080707-00000026-imp-sci