山梨県内の裁判所に勤める部下の女性職員に付きまとったとして、ストーカー規制法違反罪で起訴された宇都宮地裁判事下山芳晴しもやま・よしはる被告(55)に対し、国会の裁判官訴追委員会調査小委員会の臼井日出男うすい・ひでお委員長ら三人が七日午後、拘置先の甲府刑務所で事情聴取した。
臼井委員長は聴取後、記者団に「(下山被告は)『覚悟を決めている』と言っていた。きょうの結果を取りまとめて訴追委に報告したい」と語った。
臼井委員長によると、聴取は約一時間半にわたり、下山被告は素直な様子で応じ、事実関係も認めたという。
訴追委は今後、裁判官弾劾裁判所への訴追が必要かどうか判断する。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200807070260.html