2008年07月05日(土) 08時00分
JR 早朝のグリーン車内 女性乗務員2人を暴行(産経新聞)
走行中のJR東海道線のグリーン車内で3、4月、女性乗務員2人に相次いで暴行したとして、川崎市川崎区の飲食店従業員、今井卓哉被告(34)が強姦(ごうかん)と強姦致傷罪などで神奈川県警戸部署に逮捕、横浜地検に起訴されていたことが4日、わかった。
JR西日本の特急内で平成18年、女性客が襲われる事件が相次いだが、勤務中の女性乗務員が乗客に乱暴される被害が判明したのは初めて。
起訴状などによると、今井被告は、3月下旬と4月上旬、走行中の車内で、女性乗務員の口をふさいで首をしめ、「静かにしろ、殺すぞ」などと脅して、トイレに押し込め暴行したり、2週間のけがを負わせた。
今井被告は東京都内の飲食店で働いており、早朝の電車で帰宅していた。事件当時、グリーン車内に乗客はほとんどおらず、「グリーン車内に女性乗務員が1人しかいないので狙った」と供述しているという。
JR東日本は早朝や深夜の担当をできるだけ男性も含めた2人態勢にし、警備員の巡回を徹底するなど安全対策を強化する。また防犯ブザーを携帯させ、監視カメラを設置するなどの対策を取るという。
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