2008年07月02日(水) 16時32分
「厳粛に受け止める」=「死に神」抗議に回答−朝日新聞(時事通信)
鳩山邦夫法相を「死に神」と表現した朝日新聞の記事に「全国犯罪被害者の会(あすの会)」が抗議、質問していた問題で、朝日新聞社は2日までに、「批判を厳粛に受け止める」と文書で回答した。
同会は6月25日、「死刑執行を望む犯罪被害者遺族も死に神ということになる」とする抗議文を同社に送り、記事の意図などについて回答を求めていた。
文書で同社は「被害者遺族の気持ちに思いが至らなかったと言わざるを得ない」と回答。鳩山法相に対しては、「中傷する意図は全くなく、侮辱と受け取られたなら残念だ」とした。
同会代表幹事の岡村勲弁護士は「満足させるものではなく、再抗議、再質問したい」としている。
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