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2008年06月29日(日) 10時49分

あの演歌歌手に会いたくて「さくらんぼ狩り」に〜山形・寒河江オーマイニュース

 先日、仲良し爺さん3人組で「さくらんぼ狩り」に行きたいと話をしました。

 「どうせ、さくらんぼを狩りに行くなら、大泉逸郎さんのさくらんぼ農園に行きたい」と話がまとまり、新潟から高速道路を使い、山形県寒河江市へ。

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 新潟から車で約3時間。年寄りのドライブとしては、ちょうど良い距離。爺さん3人は、さくらんぼよりもヒット曲「孫」を歌った大泉逸郎さんに会いたくて会いたくて、車の中もその話で盛り上がる。

 寒河江インターから車で10分くらい走ると、目的地の大泉逸郎さんのさくらんぼ畑がある。車を駐車場に止め、いざ畑に。入り口には山形のファン倶楽部の売店があった。

 まずは、さくらんぼを試食。

 「甘い」

 私たちは、ファン倶楽部の会長さんとベンチに座り、さくらんぼを頬張りながら話に花を咲かせていた。そのとき目の前を大泉逸郎さんに似た人が通過した。

 「弟さんだろうか」と友人。

 「大泉逸郎さんですよ」とファン倶楽部会長。

 その後、大泉逸郎さんを囲んで、さくらんぼの話、家族の話で会話が弾んだ。そして、なんと私たち3人の前の屋外ステージで、今年4月リリースした「酒田港」を歌ってくださった。

 でも、なんと言っても、大泉逸郎さんといえば250万枚売った「孫」。

 「孫」が聞けたら最高と、リクエストをしてみた。大泉逸郎さんは快く私たち3人の前で歌ってくださった。大泉逸郎さんから家族の話を聞いた後に聞く「孫」は涙ものであった。

 大泉逸郎さんの家族を思う優しい心、人は支えあって生きているという事を、改めて感じさせられた。こんな優しい人が丹精込めて作った「さくらんぼ」。これは本当に甘くて美味しいものでした。

 芸能人らしくない素朴な人柄に、爺さん3人、あらためて大ファンになりました。帰りの車は、大泉逸郎さんのCDを聞きながら「また、今年の秋、来よう」と誓いを新たにしました。

 本当に、心暖かい大泉逸郎さんでした。

(記者:湯田 祐一)

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