2008年06月29日(日) 22時52分
<ラーメン店主刺殺>三十数カ所の傷 売上金60万円残る(毎日新聞)
東京都東久留米市前沢4のラーメン店「壱藤家(いちふじや)」で、経営者の東山俊之さん(45)が刃物で殺害された事件で、東山さんの遺体には三十数カ所の刺し傷や切り傷があったことが警視庁田無署捜査本部の調べで分かった。店内には売上金60万円が残され、物色された形跡もないことから、恨みを持つ者が関与した疑いがあるとみて交友関係を調べている。
捜査本部によると、東山さんの遺体には胸などに多数の傷があったほか、顔にも複数の切り傷が残っていた。襲われた際は激しく抵抗したとみられ、腕には刃物を防いだ時にできる傷もあった。
また、店の中国人従業員が2階から駆けつけた直後、東山さんには意識が若干残っており「助けてくれ」などと訴えたものの、誰に襲われたかについては話さなかったという。
一方、店の2階の東山さんの部屋に置かれた金庫には、3日分の売上金60万円がそのまま残っていた。東山さんの財布も手つかずで、キャッシュカードなども盗まれていなかった。【川上晃弘、古関俊樹】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080629-00000072-mai-soci