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2008年06月26日(木) 01時55分

<しゃぶ菜大高店>食べ残しの肉を使い回し 名古屋毎日新聞

 外食チェーンのクリエイト・レストランツ(東京都渋谷区)は25日、名古屋市緑区のイオン大高ショッピングセンター内にある「しゃぶしゃぶ食べ放題・しゃぶ菜大高店」で今年3月から2カ月以上、客が残した肉を別の客に出していたと発表した。名古屋市緑保健所は25日、同店に立ち入り検査を実施、同店は営業を自粛した。

 クリエイト社によると、しゃぶ菜大高店では3月下旬から6月4日にかけ、1日数回から10回程度、客が手を付けずに残したとみられる牛と豚のスライス肉を別の客に回した。店員から残った肉の処理を相談された調理長が「大丈夫だから使おう」と指示、店長も黙認していた。

 今月20日、同店に使い回しを指摘する匿名の電話あり、調査の結果、3月から行っていたことが判明した。同社の岡本晴彦社長は「社内のルールに食材の再使用禁止の規定が欠落していた。全社員に食品衛生管理を周知徹底させ、再発防止に努める」とのコメントを出した。【鈴木泰広】

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