米東部マサチューセッツ州グロスター市の女子高生のグループが一緒に妊娠、出産する“協定”を結んで、17人が妊娠していたとの報道について、同市のカーク市長は23日、記者会見し「協定があったという証拠はない」と述べ、意図的な集団妊娠との見方を否定した。AP通信が伝えた。
市長は会見で「高校の教師らと話したが、協定の話はなかった」と強調。最初に協定の存在をメディアに漏らした高校のサリバン校長とも会ったが「(彼の)記憶はあいまいだ」と指摘した。校長はコメントしていない。
一方、市のファーマー教育長は妊娠の兆候に気付いた女生徒たちが「お互いに助け合うことを約束した可能性はある」とした。
“妊娠協定”をめぐっては、サリバン校長が米タイム誌に話したことをきっかけに米メディアが大きく報じ、カーク市長が調査を行うと表明していた。(共同)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20080624-OHT1T00155.htm