2008年06月24日(火) 19時53分
黒と赤の特製バーガー! ホテル総料理長が開発(オーマイニュース)
6月21、22日の両日、宮崎市のイオンモール宮崎で、フェニックス・シーガイア・リゾート(宮崎市、山田哲社長)が、この夏みやざき臨海公園「サンビーチ一ツ葉」(宮崎市新別府町)で開かれる「パイレーツの冒険ビーチ」をPRするイベントを行った。
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「パイレーツの冒険ビーチ」開催は7月1日から8月31日まで。詳細については5月18日付記事「テーマは『海賊』! 東京の富裕層狙い新戦略」をお読みいただきたい。
6月22日、会場に向かった。
あいにくの曇り空にもかかわらず、週末ということで各種のイベントが行われ、多くの人でにぎわっていた。冒険ビーチの特設会場は屋外で、近くの駐車場には全長11mのトレーラーハウスが設置されている。トレーラーハウスの周りにはビーチパラソルやサマーベッド、フェニックスの木などがレイアウトされていた。
この日のイベントの目玉は、特製ハンバーガーの試食会と抽選会である。
このハンバーガー、「海賊」というテーマに沿って、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートの総料理長の高屋正信さんが開発した。
「パイレーツ弾丸バーガー」と名づけられた黒いハンバーガーは、イカ墨を練り込んだ真っ黒バンズ(パン)に肉厚パテ、宮崎産トマトとレタスを濃厚な黒ゴマソースで仕上げている。
もう1つの「パイレーツ熱血バーガー」は赤いハンバーガーで、キムチを練り込んだ真っ赤なバンズに肉厚パテ、宮崎産トマト、濃厚なチェダーチーズ、そして、ピリ辛の明太子とコチュジャンソースで味を仕上げている。
「これまでに味わったことがないハンバーガーに仕上がっていますよ」と、コック服姿に海賊用の黒いアイパッチをした高屋さんは、笑顔で説明してくださった。
今回の2日間のイベント用に、黒と赤のハンバーガーは800個用意された。試食会は時間を決めて4回(2日間で計8回)ほど行われたが、早々にハンバーガーはなくなってしまった。
トレーラーハウスの近くで試食している方に感想を聞いた。
「赤いハンバーガーは思ったよりも辛くなく、食べやすかったです」(30代女性)
「黒いハンバーガーもおいしいですが、私は赤いほうが好きですね」(50代男性)
「見た目でびっくりしましたが、黒いハンバーガーは味が落ち着いていていいですね」(30代女性)
と評判は上々。
サンビーチ一ツ葉で提供するパイレーツフード&ドリンクは、すべてが総料理長の考案である。
「仕事の合間にあれやこれやと考えましたが、メニューを考えるのは楽しいですね。赤道直下のレッドカリーは名前の通り、すごく辛くておいしいカレーになっています」
と、高屋さんはにっこり。総料理長自ら、ハンバーガーを試食している方のそばに行き、にこやかに会話を交わしていた。
一方、別の特設会場では、パイレーツの冒険ビーチ・オリジナルTシャツなどが当たる抽選会が行われ、ここにも多くの人が訪れていた。
フェニックス・シーガイア・リゾートのマーケティング本部、上田泰郎さんは、
「お子さんだけではなく、すべてのみなさまに対して、海を通じて、夢を与えていきたいと思います。このような仕事は楽しいですし、やりがいがあります。お客様の喜ぶ姿を見ますと、私たちもうれしくなります。これからも、シーガイアの使命として、夢を与え続けていける企業として取り組んでまいります」
と話してくださった。
この冒険ビーチは、サンビーチ一ツ葉南ビーチの指定管理者であるサンマリングループが主催する自主事業の一部に、フェニックス・シーガイア・リゾートが協賛し、夏期限定で演出協力をしている。
オーシャンドームの閉鎖で少しさびしかった宮崎の夏を、今年はパイレーツたちが熱くしてくれそうである。
あなたもこの夏、パイレーツになりませんか?
(記者:大谷 憲史)
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