2008年06月20日(金) 07時51分
学校裏サイト、7割に個人中傷 宇都宮市教委が実態調査(産経新聞)
学校の公式ホームページとは別に、生徒らが独自に情報交換の場として立ち上げた「学校裏サイト」の書き込みのうち、7割に「ウザい」など個人を中傷する言葉が含まれていることが、宇都宮市教委の調べで分かった。
市教委が市内の小中学校から裏サイトの実態について報告を求めた結果、小学校の裏サイトはなかったものの、25校の中学校のうち16校から報告があった。
裏サイトへの書き込みは99件あり、誹謗(ひぼう)中傷など問題がある書き込みは67件と7割近くを占めた。このうち、生徒の実名や住所、電話番号などの個人情報を書き込んだものが22件、「ウザい」など生徒への中傷が21件、教諭に対する中傷が11件、「死ね」「かかってこい」などの暴力的表現が6件、わいせつな表現が6件あった。
市教委は「今回発見されたのはあくまで氷山の一角。学校だけではなく家庭や行政が一体となって協力体制を作らないと問題解決は難しい」としており、インターネット上の有害情報から子供たちを守る指針を年度内に策定する方針。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000005-san-l09