2008年06月20日(金) 20時57分
「精神」と「療養」の患者数が増加(医療介護CBニュース)
統合失調症など精神疾患を持つ患者が入院する「精神病床」と、慢性疾患の高齢者らが入院する「療養病床」の一日当たりの平均患者数が、昨年12月から今年1月にかけて共に増加したことが、6月20日までの厚生労働省のまとめで分かった。一方、「結核病床」「一般病床」「介護療養病床」では減少している。
全国の病院の管理者から毎月提出される報告を集計した厚労省の「病院報告」(1月分概数)によると、「精神病床」の平均患者数は31万5395人で、前月の31万5010人から385人増加。「療養病床」は31万482人で、前月の31万180人から302人増加した。
全国の病院の「外来患者数」は、前月の144万6267人から9万人近く減少して135万8479人となっている。
「平均在院日数」は、すべての病床で増加している。「精神病床」は339.0日で、前月(331.6日)から7.4日増加。「療養病床」は187.1日で、前月(178.2日)から8.9日増加した。
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