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2008年06月20日(金) 20時30分

「どういう人間」「身勝手だ」=被害者友人ら怒り−秋葉原殺傷時事通信

 「どういう人間なのか」。20日、死亡した7人全員に対する殺人容疑で再逮捕された加藤智大容疑者(25)。動機について自分本位な供述を繰り返す同容疑者に対し、被害者の友人らは怒りの声を上げた。
 東京情報大2年川口隆裕さん(19)の高校時代の友人吉川慎平さん(19)は「人としておかしい。無関係な人を殺すなんて本当に身勝手だと思う」と話し、怒りをあらわにした。
 東京電機大2年藤野和倫さん(19)の中高校時代の友人藤井洋輔さん(19)は「そんな理由で殺され、亡くなった人たちは無残だ。どういう神経をしているのか。どういう人間なのか…」と消え入りそうな声で話した。
 東京芸術大4年武藤舞さん(21)の中学の後輩畑山陽子さん(17)は「最低です。言葉が出ない」と言葉を詰まらせた。
 一方、武藤さんと音楽を通じて友人になった男子大学生(21)は「誰でも自分にコンプレックスがあり、ストレスを抱えている。なぜ、(加藤容疑者が)その発散方法を『人殺し』にしてしまったのか疑問を感じる」と静かに語った。 

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