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2008年06月20日(金) 17時42分

国内のフィッシングサイトはバリエーション豊かにITmediaエンタープライズ

 フィッシング対策協議会は6月19日、2008年第1四半期(1〜3月)の国内フィッシング詐欺状況を発表した。発生件数は減少したものの、さまざまな事例が確認された。

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 それによると、報告件数は34件で、前年同期と比べ3件、前四半期に比べて20件減少した。

 同四半期中に報告のあったフィッシング詐欺サイトはさまざまで、1月にはソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の「mixi」を真似た「mixii」が確認されたほか、2月にはNTTドコモのインフォメーションセンターをかたった電子メールの流通と偽サイトの存在が確認されている。

 3月にはイー・バンク銀行やゆうちょ銀行などのオンラインバンキングサービスをかたった事例が見つかった。フィッシング対策協議会では、「フィッシング詐欺の手口はさまざまな業種に応用できる。注意を払い、一般利用者への理解を促がす啓発活動を実施する必要がある」と報告書で述べている。

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