2008年06月20日(金) 17時18分
この写真展はすごい!──世界報道写真展2008開催中(オーマイニュース)
世界最高峰の報道写真展が東京都写真美術館で開かれています。
125カ国、5019人の報道写真家が応募した8万点を超す作品の中から、59人、約190点の入賞作が選ばれ、スポットニュース、スポーツ、自然、現代社会、日常生活、ポートレート、アート&エンターテインメントなど10部門に分けて展示されています。
51回目をむかえるこの世界コンテストで、今年の大賞に選ばれたのはイギリスのティム・ヘザリントン氏の作品。アフガニスタンの壕(ごう)の中、疲れ果てた兵士の写真でした。若い兵士の姿は見る人に戦争に疲れた軍事大国の戸惑いを思わせます。
そのほか元首相の暗殺、大統領選挙後の混乱、身をひそめる兵士、マラソンのゴール、ゴリラの死体収容、ポートレート、コスプレを楽しむ少女の姿などの写真がありました。世界で何が起きているか、そして写真家が伝えたいものは何かを見せる表現力にあふれたフォトジャーナリズム最高峰の作品に圧倒されます。 8月10日(日)まで開催中。
(記者:矢山 禎昭)
【関連記事】
・
矢山 禎昭さんの他の記事を読む
【関連キーワード】
・
写真展
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080620-00000007-omn-ent