2008年06月20日(金) 14時14分
「プロポーズできない」男性増加−未婚者対象の調査で明らかに(銀座経済新聞)
ブライダルダイヤモンド専門店「アイプリモ」(中央区銀座7)は6月1日、プロポーズに関する意識調査を発表した。調査は20〜30歳代の未婚の男女300人を対象にインターネット上で行われたもの。
質問はプロポーズに関する13項目で、「プロポーズできない男性が増えていると思いますか」の問いに「増えている」と回答した女性は80%、男性は75.3%と両者とも高い数字を示し、「プロポーズできない男性の増加」の原因に44%の女性が「二人の恋愛関係において男性に主導権がないから」と回答した。また、18.7%の男性が「プロポーズをしようとしたにも関わらず断念したことがある」と答え、弱気な男性と主導権を握る女性の「かかあ天下カップル」の増加が考えられ、「結婚前の関係も昔と変わっている」(同社)という。
「あなたにとってプロポーズとは?」という問いに対して、「新しい人生のスタート」と答えたのが男性65.3%、女性72.7%、「人生最高の瞬間」と答えたのが男性14%、女性23.3%、「特別ではない」と回答したのは男性17.3%、女性8.7%となり、同社は男性がプロポーズを結婚生活につながる現実的なものと捉える傾向があると分析する。また、「プロポーズの演出にこだわってほしい」と答えた女性は74.7%(20代=69.3%、30代=80%)で、男性の51.3%に大きく差をつける結果となったほか、演出の内容について「豪華さ」よりも「オリジナリティー重視」を選ぶ男女が87%を上回り、「現代カップルの独自の価値観を映し出した」(同)と見られる。
同社は、「女性は『プロポーズ=結婚』に積極的であるにもかかわらず、男性がなかなか踏み出せないでいるという現代カップルの姿が浮き彫りになった」とコメントしている。
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I-PRIMO
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