2008年06月18日(水) 12時01分
時速40キロ超で突入か=交差点付近のビデオ分析−秋葉原殺傷・警視庁(時事通信)
東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、殺人未遂の現行犯で逮捕された派遣社員加藤智大容疑者(25)がトラックで交差点突入後、時速四十数キロで走行していたことが18日、警視庁万世橋署捜査本部の調べで分かった。
同容疑者がブレーキをかけた形跡がないことなどから、捜査本部は時速40キロ以上で5人をはねたとみて調べている。
調べによると、同容疑者は8日午後0時半すぎ、赤信号の交差点にトラックで突入。通行中の5人をはね、約70メートル走行して降車後に12人をナイフで襲った。
捜査本部は交差点周辺の防犯ビデオを押収。はねた瞬間は映っていなかったが、交差点を通り過ぎた直後の映像を分析した結果、時速四十数キロで走行していた。交差点にブレーキ跡はなかった。
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