2008年06月18日(水) 20時02分
賃貸情報サイトに架空物件、公取委「エイブル」に排除命令(読売新聞)
賃貸物件を検索できるサイトなどに虚偽の物件や条件を掲載したとして、公正取引委員会は18日、不動産賃貸仲介大手エイブル(東京都港区)に対し、景品表示法違反(不動産のおとり広告、優良誤認)で排除命令を出した。
公取委によると、同社は2006年11月〜昨年8月、実在しなかったり、既に賃貸契約が結ばれたりしていていた都内や埼玉県、福岡県の物件計15件について、入居者を募る広告を自社サイトや賃貸情報サイト「CHINTAI NET」などに表示し、不動産のおとり広告に関する公取委告示に違反した。
福岡市内のマンションは307号室までしかないのに、308号室のデータを掲載。東京都清瀬市の物件では02年7月に契約済みなのに、07年2月にも募集していた。駅まで徒歩約26分かかるのに「徒歩16分」、1979年2月に建築されたのに「築年 1996/05」などと表示していたケースもあった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080618-00000038-yom-soci