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2008年06月14日(土) 09時50分

後期高齢医療 お年寄りら廃止求め座り込み琉球新報

 県社会保障推進協議会は後期高齢者医療制度の廃止を求める座り込みを13日午後2時から6時まで、那覇市泉崎の県民広場で実施した。県内各地から延べ約220人が参加。マイクを回して、口々に制度廃止を訴えた。
 元衆院議員の古堅実吉さん(78)=那覇市=は「日本国憲法で年齢による差別は許されてはいない。この制度は『長生きしてすみません』と言わせようとしている」と批判。障害者団体チーム沖縄の町田優子さんは「2年前の障害者自立支援法も同じように見切り発車だった。この制度はまず廃止するべきだ」と声を張り上げた。
 沖縄市から参加した兼城賢清さん(92)は「戦前戦後を苦労して生き抜いてきた人たちを、国が保護するのが本当の姿。廃止させない限り、生きる望みはない」と訴えた。県民主医療機関連合会の新垣安男会長は「社保協の組織を超えて参加があり、それだけ深刻な状況で、思いの強さを実感している」と話した。
 後期高齢者医療制度の中止・撤回を求める請願の署名活動と対象者に同制度加入への不服審査請求も呼び掛けた。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080614-00000001-ryu-oki