2008年06月14日(土) 13時16分
<岩手・宮城内陸地震>緊急速報、震源地付近は間に合わず(毎日新聞)
気象庁は岩手・宮城内陸地震について、午前8時43分51秒に発生を検知し、4秒後に計測震度を5.0(震度5強)と予測して緊急地震速報を発表した。震源地付近は間に合わず、今回の地震でも同速報の限界が浮き彫りになった。一方、震度6強を観測した宮城県栗原市など、震源から半径約30キロより離れた地域では強い揺れが到達する前に速報でき、事前に地震発生を知ることができた地域も多かった。
会見した気象庁の横田崇・地震津波監視課長は「震源付近は間に合わなかったが、今回は地震の規模が大きかったため、早い段階で速報を出すことができた」と説明した。
また、午前9時20分に起きたM5.6の地震など、余震でも相次いで速報を出した。【樋岡徹也】
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