2008年06月14日(土) 18時46分
<岩手・宮城内陸地震>原発は運転継続 福島で一部水漏れ(毎日新聞)
経済産業省原子力安全・保安院は14日、岩手・宮城内陸地震発生による原子力発電所の安全上の問題はなく、運転を継続していると発表した。
保安院によると、東北電力女川原発(宮城県)2、3号機、東京電力福島第1原発(福島県)1〜3号機と6号機、同第2原発(同)1〜4号機が地震発生時に運転中。設備点検を実施しながら、運転を続けている。日本原燃六ケ所再処理施設(青森県)でも異常はなかった。
また、東電によると、福島第2原発2、4号機の使用済み核燃料プールから計約13リットルの水があふれ、一部に微量の放射能が含まれていた。さらに、使用済みの廃棄物を保管する建屋内のプールから微量の放射能を含む約16リットルの水が漏れ出た。いずれも外部への影響はないという。【河内敏康】
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