2008年06月14日(土) 21時25分
<岩手・宮城内陸地震>一部でなお停電、断水 余震197回(毎日新聞)
岩手・宮城内陸地震による影響でライフラインは14日、岩手、宮城県で最大約2万9000戸が停電、午後10時現在でも343戸が復旧していない。岩手、宮城、山形県で計約3400戸が断水している。
立ち往生していた3本の東北新幹線が最後に乗客を降ろしたのは約9時間半後。午後9時現在、東北の仙台−八戸間、秋田新幹線の全線(盛岡−秋田間)で運転を見合わせ、復旧の見込みはたっていない。道路も宮城県栗原市の国道398号など18カ所で通行止めになっている。
気象庁は余震活動の分布から「今回の地震を起こした断層は、既に知られている北上低地西縁断層帯とは異なる未知の断層と思われる」との分析を発表。有感の余震は14日午後10時現在、計197回で、横田崇・地震津波監視課長は「今後1週間程度は活発な余震活動が続くと考えられ、震度6弱程度の余震が起こる可能性もある」として警戒を呼びかけている。
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