JR東日本は14日、地震発生直後から東北、秋田、山形新幹線の全線で運転を一時見合わせ、東北新幹線は駅間に3本(乗客計約2000人)が立ち往生した。東北新幹線の仙台以北と秋田新幹線は全線で終日運休、運転再開は15日の見込み。
東北新幹線では、はやて・こまち1号が仙台駅の北約15キロ付近で停車、乗客約1000人は午後6時7分ごろに同駅に戻るまで9時間以上も車内で缶詰め状態になった。
やまびこ46号の乗客約300人と、はやて・こまち4号の乗客約750人は午後4時20分までにそれぞれ線路に降り、保守作業用出入り口まで歩き、バスで最寄り駅などに避難した。
東北新幹線の東京−仙台と山形新幹線は午後1時半ごろ運転を再開した。
JRの在来線は東北地方の広い範囲で運転を見合わせ、14日夕に各地を出発する夜行の寝台特急4本が運休した。
(共同)