東京電力によると、地震の揺れにより、福島第2原子力発電所4号機の使用済み燃料を保管するプールで、計4リットルの放射性物質を含む水が飛散、また、各号機共用の使用済み機器を保管する施設でも、計15リットルの放射性物質を含む水の飛散が確認された。
放射能の外部への漏れはないという。
東北電力によると、地震発生当時、宮城県の東北電力女川原子力発電所2、3号機が運転中、同1号機と青森県の東通原発1号機が定期検査で停止中だった。地震による加速度は女川1号での観測で57ガルと低かった。
東京電力の福島第1、同第2原発も、通常通り運転を続けている。両原発では、福島第1の4、5号機は定期検査で停止中、その他は運転中だった。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080614-2892868/news/20080614-OYT1T00463.htm