2008年06月14日(土) 14時01分
生き埋めの未確認情報も=栗駒山ろくでがけ崩れ相次ぐ−栗原市・東北地震(時事通信)
震度6強を観測した宮城県栗原市の災害対策本部には14日、がけ崩れなどの被害の情報が相次いだ。「車が巻き込まれた」との情報もあり、市は確認を急いでいる。
市によると、午前11時半現在、市内のけが人は6人、国道などの通行止め12カ所。栗駒山ろくの旧花山村の被害が比較的大きい。
旧花山村の浜地区を通る国道398号でもがけ崩れが発生。車両が巻き込まれたとの情報が入っている。
また、中村地区でも、工事現場の作業員が土砂崩れで生き埋めになったとの未確認情報があるという。
市職員は「けが人の方は、家の中にいてたんすでつぶされた男性や、階段から転落した人、やけどした女性らだった。市役所も庁舎のタイルに亀裂が入り、天井が少し落下した。土曜日だったためか、けが人が出たという話は聞いていない」と話した。
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