2008年06月14日(土) 12時58分
岩手・宮城内陸地震でソニー、富士通が半導体など操業停止(ロイター)
[東京 14日 ロイター] 14日午前8時43分ごろ岩手県内陸南部を震源とする強い地震が発生したことを受け、ソニー<6758.T>と富士通<6702.T>は半導体などの工場の操業を停止したことを明らかにした。
ソニーによると、1)ブルーレイ機器用の半導体レーザーなどを生産するソニー白石セミコンダクタ(宮城県白石市)、2)エレクトロニクス製品の設計や組み立てなどを担うソニーイーエムシーエスで通信関連製品を生産する千厩テック(岩手県一関市)、3)磁気テープや光ディスク、ICカード「フェリカ」などを生産する子会社、ソニーケミカル&インフォメーションデバイスの多賀城(宮城県多賀城市)、なかだ(同登米市)、豊里(同)の各事業——で操業を一時停止しているという。いずれの工場でも従業員や生産設備への被害は発生していないという。
富士通では、半導体子会社の富士通マイクロエレクトロニクスの製造子会社が運営する岩手事業所(岩手県金ヶ崎町)が操業を停止。富士通の広報担当者によると、従業員への被害はなく、設備への被害については点検中だという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080614-00000606-reu-bus_all