岩手県奥州金ケ崎行政事務組合消防本部によると、14日午前10時37分ごろ、岩手県奥州市の温泉宿から「ブナの観察会一行のバスが林道から転落した」と通報があった。
バスには60代を中心とした17人が乗っているとみられ、1人が自力で脱出。温泉宿に助けを求めたという。
現場は奥州市胆沢区若柳の林道付近で、バスが転落したのは約50メートル下の谷底との情報もある。
水沢署も「バスが土砂に埋まり17人が脱出できなくなっている」との情報を受け確認を急いでいる。
岩手県立胆沢病院は「1時間前にバス転落の知らせを受け、災害派遣医療チームが現地に向かっている」としている。