2008年06月13日(金) 08時15分
神楽坂の老舗喫茶店「トレド」−36年間ルーをつぎ足したカレーも(市ケ谷経済新聞)
東京理科大学校舎の再構築が予定されている神楽坂・小栗横丁エリアで、閉店する店舗が多い中、1972年創業の老舗喫茶店「トレド」(新宿区神楽坂2、TEL 03-3268-5531)が営業を続けている。
同店では、36年前のオープン時からルーをつぎ足し続け、人気メニューの一つでもある「カレー」(650円)や「オムライス」(750円)、天候や気温によってメニューを考えるという日替わりの定食(800円)などを提供。
「いつまで続けられるかわからない状況だから、悔いのないように営業していきたい」と話すオーナーの矢留楯夫さん。同店はこれまで、大学の職員や学生など多くの常連でにぎわいを見せていたというが、定年退職や新校舎再建築のために別校舎へ移転するなどの影響から客足が減ってきているという。
矢留さんは、にぎやかな「神楽坂」だけではなく「裏通りにも来てほしい」「トレドにも来てほしい」との思いから、表通りには毎朝、日替わり定食のメニューを記したイラスト入りの手作りポスターを貼っている。
営業時間は11時30分〜15時、17時〜20時ごろ。
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