無差別殺傷事件を受け、東京都千代田区は12日、日曜と休日に実施していた秋葉原の歩行者天国について、当面中止するよう求める要望書を都公安委員会に提出した。
13日の同委員会で正式決定される見通し。同区によると、秋葉原の歩行者天国が中止になるのは初めてという。
事件後の9日、同区と警察、地元商店会が歩行者天国の存続についての是非を協議。その後、地元町会などにも意見を聞いたところ、「当面の間は自粛すべきだ」とする声が大勢を占めた。
秋葉原の歩行者天国は1973年6月にスタート。長さは700メートルで、最近は家電やゲームソフトやブランド品などの買い物客に交じり、路上でパフォーマンスをする若者やその見物客など、1日に7、8万人が訪れていた。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080608-2810266/news/20080612-OYT1T00710.htm