2008年06月10日(火) 13時06分
超高級B級グルメの世界(COURRiER Japon + hitomedia)
いま英国で話題になっているのが、百貨店ピーター・ジョーンズで売り出された1杯50ポンド(約1万円)のエスプレッソ。ブルーマウンテンとコピ・ルワクのブレンド「カフェ・ラーロ」という豆を使用している。コピ・ルワクは、ジャコウネコの糞から集められたという希少な豆だ。
このエスプレッソに限らず、ここ数年、目が飛び出るような値段の食べ物が世間を賑にぎわせている。05年には英国の「フェンス・ゲイト・イン」の、和牛とトリュフを使った8000ポンド(約160万円)のパイが話題になった。ロンドンのナイトクラブ「モヴィダ」には3万5000ポンド(約700万円)のカクテルが登場。これは、グラスの底にダイヤモンドのリングが隠れているというものだ。ニューヨークのピザ屋「ニーノ」では、ロブスターのスライスとキャビアをのせたピザを1000ドル(約10万円)で売っている。
真のグルメのための逸品(いっぴん)、と謳(うた)う店が多いが、PRの側面は否定できないだろう。ちなみに冒頭のエスプレッソで得た収益はチャリティーに寄付されているという。
ガーディアン(UK)より。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080610-00000000-cou-int