2008年06月10日(火) 13時10分
4人がナイフ、3人は車にはねられる 秋葉原事件7人死因(産経新聞)
東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、警視庁万世橋署捜査本部の司法解剖の結果、死亡した7人の死因は3人がトラックではねられた全身打撲、4人がダガーナイフで刺された失血死だったことが分かった。
調べでは、トラックではねられたのは、川口隆裕さん(19)▽藤野和倫さん(19)▽中村勝彦さん(74)の3人。ナイフで刺されたのは、松井満さん(33)▽小岩和弘さん(47)▽武藤舞さん(21)▽宮本直樹さん(31)の4人。4人は失血死で、刺し傷はいずれも1カ所だった。殺傷能力の高いナイフで一突きされており、捜査本部は加藤智大容疑者(25)が強い殺意を持って次々と通行人を襲ったとみている。
捜査本部は、加藤容疑者の自宅アパートの家宅捜索で、事件に使われたのと同じナイフの空き箱などを押収。6日に福井県内で購入したとみて調べる。
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■写真で見る「秋葉原・通り魔事件」
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