2008年06月10日(火) 08時00分
秋葉原無差別殺傷 再発防止策検討 福田首相が指示(産経新聞)
福田康夫首相は9日、泉信也国家公安委員長を首相官邸に呼び、東京・秋葉原の無差別殺傷事件について、同様の事件が相次いでいる社会的背景を調べるとともに、再発防止策を検討するよう指示した。
首相は同日の政府・与党連絡会議でも「背景を究明することが大事だ。対応をしっかりしたい」と述べた。公明党の太田昭宏代表は「国民不安を広げないように対応策をお願いしたい」と要請した。
町村信孝官房長官は記者会見で、犯行に刃渡り13センチのナイフが使われたことに触れ「(刃渡り)6センチを超えるものは正当な理由なく持ってはいけない銃刀法の規則がある。規制強化を考えなければいけない」と述べ、銃刀法の規制強化の必要性を強調した。
一方で町村氏は「現実にはそれが出回っている。規制を強化すれば、持たれないようになるのかどうか分からない」とも指摘した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080610-00000098-san-soci