東京・秋葉原で起きた無差別殺傷事件を受け、警察庁は9日、全国の警察本部に対し、繁華街の巡回を強化するよう通達した。
警視庁も同日、全101署に制服姿の警察官を大量動員するなどして、繁華街での安全対策を徹底するよう指示した。犯罪者への威嚇効果を狙った“見せる警戒”を徹底するという。
歩行者天国に限らず、多数の人が集まる繁華街などで、制服警官による徒歩のパトロールや赤色灯を点灯したパトカーでの巡回を大幅に増やすほか、私服警官を潜行させ、職務質問による不審者のあぶり出しや、犯罪の未然防止に努める。
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080608-2810266/news/20080609-OYT1T00684.htm