1日未明、三重県警四日市南署の警察官3人が職務質問でパトカーを離れたすきに車内に置いてあったカバン3個が盗まれた、と同署が2日発表した。カバンには白紙の捜査用書類や交通反則切符などが入っていた。交通違反者の氏名など個人情報が書かれたメモが含まれていなかったかどうか、同署が調べている。
同署によると、1日午前1時ごろ、四日市市元町の路上で、パトカーで巡回中だった同署交番勤務の巡査部長(28)ら3人が、近鉄名古屋線高架下公園にいた少年少女5人を見つけ、数メートル離れた場所にパトカーを止めて職務質問した。約15分後、車に戻ったところ、後部座席に置いていたカバン3個がなくなっていることに気づいたという。
同署によると、車両を離れる場合はドアを施錠するよう指導しているが、運転席とその後部ドアを施錠し忘れたらしい。里村薫副署長は「悪用されかねない書類も含まれているので、今後、指導を徹底したい」と話した。
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