2日のサッカー・ワールドカップアジア地区3次予選でオマーンと対戦する日本代表は1日、試合会場の横浜・日産スタジアムで非公開の公式練習を行った。岡田武史監督は記者会見で「チーム一丸となって出来る限りのことをしたい」と話した。
練習を指揮する岡田監督(中央)。後ろはパス交換する中村俊(左)と今野=忠鉢信一撮影
キリンカップの後、発熱で出遅れた大久保は「体は戻った。90分できる」と話した。先発はGK楢崎、DF駒野、中沢、闘莉王、長友、MF遠藤、長谷部、中村俊、大久保、松井、FW玉田が予想される。
今回は海外組に期待がかかる。松井は「相手が守りを固めても構わずにシュートを打ってクロスを合わせたら勝てる」と語った。長谷部は「オマーン対策はない。自分たちのサッカーをすることが求められる」。中村俊は「1点差のゲームになる。2点差を狙う必要はない」と話した。
岡田監督からは緊張感がうかがえ、試合前に選手にどんな声をかけるのかと問われると「ミーティングの内容を話せというのか」と色めき立った。日本はオマーンに対し通算4勝2分け。勝利はすべて1—0のスコアだった。
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