【ザダル(クロアチア)=村上研志】ハンドボール男子の北京五輪世界最終予選最終日は1日、当地が会場の3組で日本は04年アテネ五輪3位のロシアに31—44(前半13—19)で敗れ、通算1勝2敗で、20年ぶりの五輪出場はならなかった。
ロシア戦でシュートを放つ日本の高智=ロイター
勝利に喜ぶロシアの選手(右)のそばでがっくりする日本の選手たち=ロイター
日本は昨年9月、アジア予選でいったん敗退が決定。しかし中東に偏った判定の不正を訴えた日韓に国際ハンドボール連盟(IHF)が応じ、異例のやり直しが決定。今年1月、韓国との一騎打ちになったアジア再予選(東京)は敗れ、今回の世界最終予選に回った。初日はクロアチアに完敗、第2日にアルジェリアに勝ったものの、ロシアに敗れて3組3位以下が確定した。3組からはロシアとクロアチアが出場権を獲得した。
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