2008年06月01日(日) 20時58分
「ワタミ」アルバイト217人に未払い賃金支払い(読売新聞)
居酒屋「和民」などを全国展開する外食チェーン大手「ワタミフードサービス」(東京)の大阪府内の2店舗が、アルバイト店員の勤務時間の一部を切り捨て正当な賃金を支払わなかったとして、北大阪労働基準監督署から労働基準法違反で是正勧告を受けていたことがわかった。
未払い賃金は全国の47店で217人に及び、同社は計約1200万円を支払ったという。
同社の持ち株会社「ワタミ」(同)によると、同府寝屋川市などの2店が、アルバイト店員の勤務時間を1分単位で記録せずに30分単位で端数を切り捨て、その分の賃金が未払いになっているとして、06年9〜10月に是正勧告を受けた。
同労基署管内の他の4店でも同様の事例が確認されたほか、ワタミフードサービスが昨年1月から全国約400店のアルバイト店員約1万2000人の勤務時間を調べた結果、さらに41店で切り捨てが判明したという。
「ワタミ」社長室の話「1分単位で勤務時間の管理をするよう指導してきたが、徹底できていなかった。今後は一層コンプライアンス(法令順守)の強化に取り組みたい」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080601-00000030-yom-soci