政府が少子化対策の一環として進めている公費助成による無料の妊婦健診について、全国1800市町村の実施回数は平均5.5回(4月現在)であることが、厚生労働省の統計でわかった。2.8回だった昨年8月時点のほぼ倍となった。
出産までの望ましい健診回数は14回程度とされ、費用は1回1万円前後。経済的な負担などを理由に健診を受けないままの「飛び込み出産」も問題になっている。母子の健康を守るため、厚労省は07年度、市町村に最低5回分を公費負担するよう求め、交付税措置している。
厚労省によると、公費負担が4回以下は約1割の172市町村あり、うち「今年度中に回数を増やす予定」と答えたのは24市町村、「来年度以降」は46市町村だった。102市町村は増やす予定はないとした。都道府県単位でみると、福島が10.8回で最も多く、滋賀が10.7回で続いた。一番少なかったのは、2.6回の和歌山だった。
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